自分に似合うメガネって結局どれ?そんな時は「メガネマッチング交流会」

メガネマッチング交流会の様子

メガネマッチング交流会とは?

そもそもどんなイベント?

店舗ではなく、スタジオを借りてメガネフレームを持ち込み商売から少し離れて単純に似合うメガネを探す空間。

◇似合うメガネの簡単な講義
・メガネ屋歴10年のスタッフが、基本の顔型チャートを使って講義。自分の似合うメガネのベースを知る時間。もちろん、ファッションやその方のキャラクターによってはセオリー無視でも全然オッケー!

◇フレームトライアル
・用意した数多くのフレームをとにかくかけまくる!スタッフへ質問なども!とにかくワイワイ楽しむ時間!

◇似合うメガネ選挙
・希望者のみですが、参加者の皆さんに似合うフレームを選んでもらう時間

この場所では出来るだけショップスタッフとお客様という関係性を排除して楽しむことを大切にしました。

何のためにやったのか?

メガネ屋さんを10年近くやっている中で、生活の中でのメガネというアイテムの立ち位置が変わってきているのを直に感じています。

かねてよりメガネ業界で言われていますが

一昔前までは
メガネ=医療
の側面が強く、高級品の様相を呈していました。

しかし、ここ数年で 弊社も関わらせて頂いているOWNDAYS(オンデーズ)のように市場の中で相対的にリーズナブルな価格で手軽に購入できるブランドも増え、商品としてのコモディティ化が進み
メガネ=ファッションアイテム
という考えも根付いてきているように思います。


メガネに限らずですが、ほとんどのものがインターネット上のやりとりで完結するようになってきてインターネット通販での購入が増えてきています。

その中で、10年以上店頭で販売をしてきて思うことは
実店舗で実際にお客様と接することで

『あなたから買いたい』

と思ってもらえるような購入体験をしてファンになってもらうことが実店舗の強みということ。

そこの店内での接客という部分にフォーカスして取り組んできたのですが、、、

あくまでご来店された方に対してのアプローチであって、最初のご来店いただくための施策は特に積極的には行ってなかったんですよね。。。


そんな中、実験的にですが

『メガネマッチング交流会』

なるものを主催してみました(昨年ですが、、、)ので、ご紹介します。

メガネの悩みをヒアリング

何かこちら側から仕掛けを行なって、

『来店してもらうきっかけづくりをしよう!!』

と決めたのですが、そもそも何をするのか?何をすれば喜ばれるのか?

を分かっていなかったので色々な人に眼鏡屋さんでの悩みや、メガネそのものに関する悩みを聞いて回りました。

すると多かったのが

Aさん
似合うメガネがわからない


とか、

Bさん
お店で色々掛けるのは気が引ける

といった意見でした。

最初はただ、似合うメガネの講義のようなものを考えていたんですがどうせなら実際にメガネをかけながら

ninolog
参加者の方に自分の似合うメガネを知ってもらおう!


ということで、最初に載せた動画のように参加型のイベントに変えました。

以下は共同主催してくださった大村市内のコワーキングスペース【 scola 】オーナーの内海さんのblogから引用です

で、この辺まで書いたところで二野瀬くんに「記事書くけど、なんかMM会で伝えたい事とかある?」と聞いたら、だいたい以下のような返答。

MM会は、「知ってもらう・覚えてもらう」ためのもの。お客さんの可処分時間に少しでも食い込みたい。だから「普通とは違う」ことが重要。

最近「あそこのメガネよかったよ」というような内容の口コミでは、もはや弱いなと感じてて、「楽しかった」体験の方を伝えてもらう方がいいのかもと思ってる。

それから、もしかしたら外から見てる人はイベント会場に来た人の数しか見てないかもしれないけれど、その人たちだけではなくて、その1人1人の向こう側にコミュニティがあるので、そこまで意識している。

なんてことを言ってた。なんか、もっといいことも言ってたような気がするけど、忘れちまったよ。

内海博文 note ninologインタビュー

まとめ

このようなイベントを実行に移せたのも、正解を探さないで数ある選択肢の中からベターなやり方を選んで世の中に投げかけることを目的としたからだと思います。

どうしても新しいことをするときは、

「果たしてこのやり方で正しいのか?」
と考えてしまい最初の一歩目が踏み出せないことが多いのですが、

「とりあえずやってみる」
ことで見えてくる事もあります。

頭の中でアイデアがあるのは良いことですが、自己完結していてはその輪郭がはっきりしません。

まずは発信して、他者との関わりの中で自分の内面が形を帯びてくるものだと学びました。

皆さんがこのブログを読んで、少しでも何か始めるきっかけになれると嬉しいです!

一緒に主催してくださった内海さんと

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です