みなさんこんにちは。
ショッピングモールなどに必ず一つはある
『メガネ屋さん』
お店で働くメガネ屋さんが一体どんな仕事をしているか知っていますか?
この記事では、メガネ屋歴11年の私のお仕事をご紹介します。
今までの職歴は?
目次
私はメガネ屋歴が11年目になるんですが、その前にもいろんな職業を転々としてたんですね。
- 建設会社で現場管理(いわゆるガテン系)
- 3年間貯めたお金で、一旦辞めてデザインの専門学校へ
- 個人の建築設計事務所
- イベント会社でアルバイトなどなど
なんでメガネ屋を選んだ?
正直、特に何も考えないで応募しました。笑
求人誌に載ってる写真がオシャレだったのが決め手でしたね。
今弊社が運営しているOWNDAYS(オンデーズ)もそうですが、最近のメガネ屋さんってオシャレなんですよね。
前職で建築の模型とか作っていたので、手先は器用なのでメガネを扱うのも得意なんだろうと謎の自信もありました。
メガネ屋の1日
接客
やはり接客が一番メインのお仕事となります。
洋服屋さんなどと同じように、お客様に似合うものを選ぶお手伝いをさせていただきます。
もちろん、プロとして商品の知識やお客様の生活スタイルを伺う中で色々な提案ができますので、
『メガネ屋さんで店員に話かけるのは恥ずかしい』とか
『忙しそうだから自分で選ぼう』など考えずに、どんどん質問してくださいね!
ほとんどの店員さんはメガネ好きなのでアドバイスを求められると喜んでメガネ選びのサポートをしてくれます。笑
検査
メガネは見えなきゃ意味がないので、お気に入りのフレームが決まったら検査をします(フレーム選ぶ前に先に検査ももちろんオッケー)
検査では、お客様の目がどのような状態なのかを調べていきます。
よく赤と緑とか、Cみたいな1方向が欠けた形のものが出てくる検査ですね。
一通りの機械での検査が終わった後は、問診の時間です。
お客様の用途によっても作成するメガネの強さが変わるので、結構細かくヒアリングします。
ここでも、お客様の納得いくまで質問してください。
メガネの加工作成
『メガネってどうやって作ってるの?』
とお客様に聞かれることが多いですが、私たち店舗スタッフの作業としては店内にあるレンズを削る機械でレンズを削って枠にはめ込むというシンプルな作業がメインとなります。実はメガネ屋さんの独特の匂いの正体はレンズを削った時の匂いなんです。
メガネフレームはすでに完成していますし、レンズも削る前の状態で店内にストックしてあるので(一部お取り寄せも有り)意外とお店でやる作業ってあまりないんですよね。
ただ、技術力が問われるのがここからです。
レンズのはめ込みも相応の技術が必要ですし、一番技術の差が出て難しいのが
フィッティング
と呼ばれるものです。
メガネって左右対称が基本だと思われているんですが、もちろん人間の顔って左右非対称なんですね。
正面から見て、水平な状態でかけるためにはフレームの各場所をかける人の顔の形や耳の高さのずれなど合わせる必要があるんですが、これがなかなか難しいです。
3年目くらいまでは、なかなか思ったフィッティングができなくて、よく自分のフレームで夜遅くまで練習していました。
(当時は調整が下手で自分のメガネを何本も壊しました、、、)
そもそも似合うメガネってなに?
結構お客様から言われるのが、
『私(俺)に似合うメガネ選んで!』
という言葉。
もちろんプロとして、以下のことを意識して似合いそうなものをピックアップします。
- お顔の形(丸顔や卵型などのざっくりとした印象)
- 眉毛のカーブ
- 髪型、髪色
- ファッション
- 全体の雰囲気
- どのようなお仕事か
- どのようなシーンで使うのかなど
ただし、一番はその方のキャラクターに合ったメガネが良いと思っています。
ですので、あくまで参考程度にしていただいて顔の形に合わせたセオリーは無視していただいても構いません。
もし、お友達や彼氏彼女、奥様や旦那様が一緒に来れる場合はぜひ普段のキャラクターも加味して一緒に選ぶと、よりしっくりくるものが見つかるはずですよ。
それでも不安な方は、私が開催している
『メガネマッチング交流会』
に参加いただくと直接いろんなアドバイスができますのでこちらの記事をお読みください。
顔型セオリーよりもキャラクター重視の例
宮川大輔さんも、顔型のセオリーからは外れたメガネをしていますが皆さんのイメージが浸透して違和感がなくなっていますよね?
皆さんも、普段使いとは別に自分のキャラクターに合ったオシャレなメガネを探してみては?
ちなみに宮川大輔さんが愛用しているブランドはこちら
EFFECTOR(エフェクター)
EFFECTOR(エフェクター)とは、アイウェアセレクトショップのオプティカルテーラー クレイドルのオリジナルとして、2005年にスタートした日本のアイウェアブランド。ブランドコンセプトは「Rock On The Eyewear」。男らしく骨太なフレームワークが最大の特徴です。
ベーシックな中に東京らしい感性を取り入れながら、ハンド・メイド・イン・ジャパンにもこだわり、日本の眼鏡生産地で職人の仕上げによるしっかりとしたディテールも大切にしているEFFECTOR(エフェクター)。
モデル名のほとんどは、ギターなどに使われるエフェクターの名称に由来しているのだそうで、ロック・カルチャーやアイコンをベースにしながら、ビートニク・カルチャー、カリスマアイコンなどをイメージソースにしたプロダクトも生まれており、そのオリジナリティはクリエイターや芸能人からも多数支持されています。
番外編
今はどんな仕事してる?
今現在は、他にも事業をしており日曜日などお客様が沢山いらっしゃる時だけ店頭でプレイヤーとして販売もしています。やはり、直接お客様と交流し感謝していただけるので楽しく販売しています。
他の事業を並行して行うことで、メガネ事業にもシナジー効果がありその逆もありますので非常に充実した毎日です。
(日常をツイッターで発信しています。ぜひフォローしてください。メガネに関する疑問などにもしっかりお答えいたします。)
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